水環境管理 アクアサービス株式会社  環境浄化、水質改善、栽培環境、土壌改善のお役に立ちます。





【佐賀県 KSレンコン栽培農家】
土壌の改良、硫化水素の改善、品質・収量の向上の目的


蓮田1
平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



5反の蓮田。
品種:早生の金澄20号。
25年以上レンコンを作り続けています。

もともとは干拓地で土壌が良く、高品質の全国ブランドのレンコン産地でしたが、長年の化学肥料と農薬の使用で土壌の状態が悪化し、年々品質が落ちてきていると嘆かれています。

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



土壌が特に悪いところには根が伸びず、不揃いな葉しか出てきません。葉が小さく、色艶も悪いです。

3週間ほど前に、1〜4のそれぞれの蓮田の水口にアクアリフト500PNを設置。
収穫は8月中旬から9月頃の予定です。



蓮田2

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



蓮田1の隣にある4反ほどの蓮田。
品種:晩生の金澄8号。

やはり根の伸びが悪く、生育が不揃いです。
晩生なので本来は10月くらいまで葉が青くないといけないのですが、ここ数年は早くから枯れてしまいます。

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



葉の丈が低く、高く伸びません。

泥に軽く棒を突き刺しただけで硫化水素ガスが上がって硫化水素臭がします。
黒いヘドロも巻き上がっています。



蓮田3

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



蓮田2の隣にある3反の蓮田。植え込みの間隔を狭くしています。
品種:晩生の金澄8号。
やはり土壌がヘドロ化し、生育状態が悪いです。

アクアリフト500PNを設置してから3週間ですが、どの蓮田でも泥の表面の黒い色が薄くグレーになったそうです。
泥の表層の硫化物の分解が進んだようです。



蓮田4

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



蓮田3の向かいにある1反の蓮田。
種床として使用しています。

こちらも生育が悪く、不揃いで勢いがありません。
収穫の際、ひどいものは頭が腐りずるりと引きちぎれるそうです。

平成28年6月23日撮影
平成28年6月23日撮影



各蓮田の根の伸びが悪い箇所に、アクアリフト300LNも追加で散布します。

水口にアクアリフト500PN-Sを設置して3週間。
写真は昨日の雨で濁っていますが、水口を起点に田んぼの水が澄んできていたそうで、今後の改善に期待していただいています。

平成28年6月23日撮影 平成28年9月7日撮影
平成29年6月26日撮影
全景  動画:約25秒 その後   
動画あり
その後   
動画あり



※当サイトの写真・イラストなど、一切の情報の無断使用・転載・リンクを禁じます。