水環境管理 アクアサービス株式会社  環境浄化、水質改善、栽培環境、土壌改善のお役に立ちます。







1.「アクアリフト1600P」との違いは何ですか?
不織布パックの材質と菌数が異なります。
「アクアリフト700PN」に使用している不織布は、溶けない材質ですのでアミ袋などに入れて、中型池や養殖場などに使用します。
清掃時などに引き上げて再使用が可能です。
「アクアリフト1600P」は生分解性で回収不要の材質を使用していますので、海面養殖場、ダム、湖沼などの水量が多く広域の場所で使用し、高濃度で菌数も多くなります。

2.「アクアリフト700PN」の不織布パックを破って小分けにしてもいいですか?
破らないでそのままご使用ください。
特殊な不織布で製造していますので、その小さな孔からバクテリアだけが長期間浸み出てくるように設計しています。
不織布パックを破ると持続性がなくなってしまいますので、おすすめしません。

3.どのような効果がありますか?ヘドロ臭も改善されますか?
アクアリフトのバクテリアが水中の窒素、リンなどを分解し、水質を改善します。
臭気に対しては比較的早く効果が現れ、ヘドロの中の硫化物、硫化水素などを分解しますので、ヘドロも徐々に少なくなります。
また、魚類がバクテリアを体内に取り込むことにより、病気予防や色艶向上の効果もあります。

4.下流が田んぼになっていますが、悪い影響を及ぼしたりしないでしょうか?
大丈夫です。逆に土壌改良として良い効果を発揮します。
たとえばこの水が下流の水田に流れ込んだ場合、バクテリアが水田の中の硫化物(硫化水素)等の有害物質を分解しますので、稲の色艶が良くなり、収量の向上にもつながって作物に対して良い影響を与えます。

5.「アクアリフト700PN」の不織布パックが硬くなっていますが、揉みほぐした方がいいのですか?
そのままで結構です。
モンモリロナイトという茶色い粘土鉱物にバクテリアを組み込ませており、これを特殊な不織布パックに詰めています。このパックは水に浸かると硬くなるように設計しており、徐々にバクテリアが浸み出して長年持続するようにしています。
揉みほぐしたりされますと、中の茶色の粉が出てきやすくなりバクテリアの巣が少なくなるので、振ったり揉みほぐしたりしないでください。

6.アクアリフトを使用しても水が綺麗にならないのですが?
水量に対して魚の数が多い場合、ろ過器がない場合(ついていてもろ材が目詰まり、劣化している)、補給水をあまり入れていない場合は、それだけ有機物の負荷が多いのでバクテリアの分解が追いつかないことがあります。
その場合はろ材を再度確認したり、補給水を多く入れるなどの工夫をお願いします。
また、アオコやアオミドロなどの藻類は、コントロール剤の「E-300N」、「K-30N」を併用ください。

7.スイレンなどの水生植物を入れていますが大丈夫ですか?
大丈夫です。
アクアリフトのバクテリアが水質を改善しますので、スイレンなどの水生植物にも良い効果が現れます。
花の輪が大きくなり、色鮮やかで綺麗な花が咲きます。

8.「アクアリフト700PN」と「アクアリフト700PN-S」の違いは何ですか?
内容量の違いです。
「アクアリフト700PN-S」(350g)は「アクアリフト700PN」(1kg)のSサイズという意味です。
「アクアリフト700PN-S」は水量10tまでの池に使用し、それ以上の大きい池には「アクアリフト700PN」をご使用ください。
尚、バクテリアは多すぎて悪いことはありませんので、10t以下の池に「アクアリフト700PN」を入れても問題ありません。

9.殺菌灯も利用していますが、アクアリフトのバクテリアに悪影響を及しませんか?
影響ありません。
殺菌灯を水面上から照射してもアクアリフトのバクテリアは生存しますので問題ありません。(アクアリフトは光をエネルギーとするバクテリアを組み込んでいますので、むしろ活発になります)
たとえ、バクテリアが死滅したとしても、それ以外の場所で池底や壁の孔に棲みついたバクテリアが、また出て増殖しますし、パック中から次々と新しいバクテリアも出てきます。

10.「アクアリフト700PN」を使用した水を庭木の植物に撒いてもいいですか?犬も飲むのですが大丈夫ですか?
アクアリフトを使用した池の水はバクテリアが充分増殖していますので、それを庭木の散水用に利用されますと植物にとりましても良い影響が出ます。
また、鳥や犬、猫が飲んだとしても問題ありませんのでご安心ください。

11.「アクアリフト700PN」のパックから茶色いものが出て、池の水が茶色になっています。
パックの位置をご確認ください。
井戸水や水道水などの補給水が入るところに置かれてないでしょうか?
直接水流があたるところにありますと、パックが叩かれた状態になり、中の茶色い粉が出てきやすくなります。
粉が出ても魚や水生植物に影響はないのですが、持続性が失われますので静かな場所に移動してください。